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司法書士コラム 2014年6月アーカイブ

過払金の業者別の対応

過払金の請求はピーク時(平成19~24年頃)に比べると大幅に減少していますが、今でもたまに依頼があります。

業者によって対応もほぼ決まっており、任意の話し合いで解決できる会社もあれば、訴訟をしないと満足のいく金額が回収できない会社もあります。

最高裁の判例もほぼ出揃っていますので、対応に著しく苦慮することは少ないですが、訴訟で時間がかかることもあります。
過払金は満額を返還してもらうべきです。しかし、一部の業者からは激しく抵抗され、
「満額を請求するのは本当に依頼者が望んでいるのですか」
「(過払金を必要とする)どのような事情があるのですか」
と強く言われますが、意味のない議論です。理由にかかわらず余分に払い過ぎたものを全額返還してもらえればそれでいいのです。

先日は、このようなことも言われました。
「社債の償還を年利8%でしないといけないんです。これがどれほど大変なことか分かりますか!」
では、違法利率の20~30%で返済を続けていた個人の債務者がどれほど大変な生活を送っていたか容易に想像がつくはずで、すぐに過払金を返してもらいたいのですが……。

裁判などせずとも、自ら進んで過払金が返還されるようになる日が早く来ないものでしょうか。

最近の業務内容

司法書士の仕事は非常に広範囲に及びます。

現在継続中の案件だけでも、不動産の売買(登記)、担保権設定・抹消(登記)、相続(登記)、遺言、成年後見(申立書作成、後見人就任)、破産個人再生、過払訴訟、任意整理、債権回収、時効援用手続……等々、様々な業務をしています。
しかもこれらはすべて同時進行です。

今月後半は破産個人再生の申立てが複数控えていますので、書類のチェックも大変です。
ミスをすると、それがそのまま顧客に跳ね返りますので、細心の注意を払っています。

大変ですがとてもやりがいのある仕事ですし、一つの事件が解決すると、充実感も得られます。

試験合格から、事務所勤務、開業、そして現在に至りますが、初心を忘れずに仕事に全力投球したいと思います。

複雑な相続手続が解決!

最初のご相談から約5年になる相続手続が先日ようやく解決しました。

これまでの流れは、
①相続人の一部から他の相続人へ相続分譲渡の手続
②相続関係の戸籍の記載が一部誤っていたので、戸籍訂正の裁判→解決
③行方不明の相続人がいらしたので、東京家庭裁判所不在者財産管理人選任申立て
④東京家庭裁判所から山口家庭裁判所に事件を移送
⑤山口家庭裁判所不在者財産管理人として弁護士が選任される
⑥相続人間で遺産分割協議
登記手続

ここまで5年かかりました。
まだ弁護士の先生がされる仕事が残っていますが、私の仕事は終わりました。

事件解決のために私が苦労するのは別に問題ないですが、依頼者の方にはかなりお待たせしてしまいました。裁判所が絡むとどうしても時間がかかりますし、複数の解決すべき法律問題が存在すると、同時進行できないこともあり苦労します。

とにかく、解決して良かったです。

複雑な相続問題でも全力を尽くしますのでお気軽にご相談ください。
解決が困難な案件ほど、やりがいがあります!

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