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司法書士コラム

明けましておめでとうございます。

今年は午年です。
業務においても馬のように力強く駆け抜けていきたいと思います。もちろんミスのないように。

司法書士の仕事は依頼者の権利の実現のお手伝いをすることだと考えていますので、一件一件、誠実に、かつ迅速に対応していきたいと思います。

本年も当事務所をよろしくお願い申し上げます。

平成26年 元旦

1年を振り返って

今年の業務は以下のような感じでした。

登記→例年どおり。(ただし、元々件数は多くない。)
債務整理→確実に減少傾向だが、破産・再生等の処理が困難な案件が多い。やりがいは益々増えていると実感。
③相続→増加傾向。相続登記の枠を超えて様々な相談が増えている。
④成年後見→これから。

債務整理の減少は個人的には好ましいことだと思っています。過払金返還請求も減少に向かい、第一線で平成18年1月13日最高裁判決を勝ち取るまで尽力された先生方や、最高裁判決後も種々の論点について妥協することなく判決を取得するまで努力されてきた弁護士の先生方の業務の積み重ねによって、現状があるとつくづく思います。
過払金返還請求も実はまだまだあるので手を抜くことはできませんが、債務整理の中心は破産個人再生に移りつつあると思っていますので、この方面でも日々の勉強を欠かさず依頼者の利益のために尽くしたいと思います。

それから相続業務は確実に増え、それに伴い高齢者の財産管理等の相談も増えています。
繊細な問題のため判断に迷うことも多いですが、依頼者と共に考え、最善の道を探っていきたいと思います。

……私事ですが、9月にアキレス腱断裂による縫合手術の後、リハビリに通っていましたが、12月でリハビリも終わりました。まだまだ完全な状態ではありませんが、来年は怪我のないようにしたいです。

年末年始のお休みについて

当事務所では、12月28日(土)から1月5日(日)までを年末年始のお休みとさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。

複雑な抵当権抹消

ローンを完済したら早めに抵当権を抹消しましょう。
……ところが、長期間抹消せずにそのまま権利が登記簿に残っていることがあります。

最近でも同様の相談がありましたが、抵当権者たる会社がすでに解散・清算結了しており、当時の清算人の弁護士に連絡をとって手続に協力してもらうようお願いしたりと、抹消登記が完了するまでに相当の困難が伴います。

費用も通常より余計にかかります。

この仕事をしていると、比較的簡単な登記の依頼が多いものの、時として「これは手続が最後まで出来るだろうか……」と思うほど複雑なものもあります。
やりがいはあり、毎日が充実していますが、気が抜けない仕事だとつくづく感じます。

師走です

12月に入り、今年もあと1か月です。
社会人になると時間の流れを早く感じますが、独立して仕事を始めると尚更早く感じます。
仕事のことばかりを考えて、あっという間に1年が過ぎます……。
しかし、年末までに片付けないといけない仕事があり、気が抜けません。

「パタゴニアを行く-世界でもっとも美しい大地(野村哲也著)」を読んでいると、仕事のことも忘れて旅行に出かけたくなりますが、個人事業主にはその希望も叶いません。
いつかはペリト・モレノ氷河を観に行きたいですが、仕事を辞めてからになりそうです。(30年後?)

ところで、旅行らしい旅行は2001年(平成13年)に行った、スイスとリヒテンシュタインです。往復航空券だけ購入して一人旅をしましたが、もうそんな無茶はできないなと思う今日この頃です。

(ユングフラウヨッホ(スイス)から見たアレッチ氷河の写真)
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貸金業者等による大量提訴事件

日本司法書士会連合会が、司法書士会員向けに、標記の件についての対応方法の周知徹底を求めています。

その内容は……
近時、貸金業者又は債権回収会社が、東京や大阪などの大都市部の簡易裁判所に日本全国の借主を被告とする貸金請求訴訟又は譲受債権請求訴訟を大量に提訴しているというもので、その中には時効期間を経過している案件も相当数あるとのこと。

貸金の消滅時効(貸主が貸金業者の場合)については、最終の取引日から5年を経過すると時効が成立します。ただし、裁判を起こされ、債務名義(判決や和解調書等)が存在するとその期間は10年になります。
上記の期間を経過していれば時効を主張して債務の支払を免れることができますが、時効期間が経過した後に提訴され、判決をとられてしまうと、再び支払義務が生じます。裁判を起こされても冷静に対処し、裁判上で時効の援用の主張をすることが大切です。

時効期間が経過していれば、事実上支払う必要のないものです。
裁判所から訴状が届いた場合にそれを無視すると判決が確定し、残元金のみならず高利率の遅延損害金も支払義務が残るため非常に危険です。

裁判所から過去の債務について訴状が届いた場合、早急にお近くの弁護士・司法書士にご相談下さい。時効の主張で解決できるのであれば、手続費用は安いと思いますよ。

柳井簡易裁判所へ

約3年ぶりに仕事で柳井の裁判所へ行きました。
裁判所がプレハブになっていました。
どうやら庁舎を建て直すまでの仮庁舎のようです。

片道1時間15分。口頭弁論は2分くらいで終わりました………。

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登記簿に残っている古い権利

以前にも書きましたが、登記簿に古い抵当権等の権利が登記されているケースがあります。
相続登記の依頼を受けた場合、本来は相続による所有権移転登記をするのですが、司法書士としてはどうしても抵当権等の権利も気になります。

依頼者にお聞きすると、大抵はすでに弁済により抵当権の効力はないとか、金融機関から抵当権の抹消の書類を受領されている方もおられます。

このような場合は、必ず抵当権等の抹消登記をされることをお勧めします。
確かに相続登記以外に別途費用がかかりますが、権利を放置すると、抹消が困難になり、将来的にさらに費用がかかったり、相続人に迷惑をかけることにもなります。
(中には長期間放置したことにより、抵当権者が会社清算等で消滅していることもあり、とても厄介なケースもあります。)

ただし、費用の問題もありますので、すべての登記手続を強制するわけではありません。

ご不明な点はお気軽にお尋ねください。

車の運転

今日は、アキレス腱の手術をしてから初めて防府・山口間を運転して往復しました。
まだ万全ではないので、さすがに足が痛くなりました。ブレーキもほぼ問題なく踏めるですが、念のため車間距離はかなり空けています。なお、主治医から運転の許可は出ています。
(長距離は事務の人に運転してもらおうかな……。)

歩行はまだぎこちないですが、概ね問題ありません。
しかし、階段が問題です。上りはいいのですが、下りが難しいです。左足を下ろすと右足のアキレス腱が突っ張るので、普通に降りることはできません。エレベーターがあれば必ず利用します。

普段当たり前にできることができないのはもどかしいですが、逆に足の不自由な人がおられたら道を譲ったり声をかけたりするようにもなりました。これはこれで収穫だと思います。

現在は、仕事の合間を縫って週3回のリハビリに通っていますが、早く完治することを祈るばかりです。

控訴審での新主張

過払金の裁判で、一審ではこちらの請求がすべて認められましたが、相手方が判決に不服で控訴していた件がありました。

先日、控訴審第1回目の裁判があったのですが、その期日の直前に相手方が新しい主張をしてきましたので、「時機に遅れた攻撃防御方法」の提出だとして民事訴訟法157条に基づき却下するように申立てをし、予備的に反論をしたところ、控訴審は第1回目の期日で即日結審しました。

おそらく、この主張は全く取り上げられないか、証拠の提出がないために棄却されるものと思われますが、民事訴訟法156条には「攻撃又は防御の方法は、訴訟の進行状況に応じ適切な時期に提出しなければならない。」と規定していることから、控訴審期日の直前に新主張をしたとしても、裁判所の印象は相当に悪いものと思われます。

ところで、民事訴訟法156条の記載は「時期」ですが、同法157条は「時機」です。漢字が違うのですが、後で準備書面を見直したところ、両方、「時期」で変換されており、恥ずかしい思いをしました……。漢字の変換ミスと言えども、裁判所には根本を理解していないと思われかねないので、猛省した次第です。

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